2007年10月14日 20時34分
セイコーエプソン、有機ELに参入 寿命が液晶並みに
セイコーエプソンは次世代ディスプレーの有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)事業に参入する。専用製造ラインを建設、年内にも受注生産を始める。有機ELの製品寿命はこれまで約3万時間が限界とされてきたが、同社は材料や構造の見直しで2倍近い5万時間以上を可能にし、液晶ディスプレーとほぼ同等にした。高い耐久性が要求される商業施設向けなどの需要を開拓する考えで、有機ELの用途が広がりそうだ。
有機ELは基板上に配列した有機材料に電気を流して発光させ、表示する仕組み。材料の耐久性がもともと低く、繰り返し電気を流すことで寿命が短くなっていた。同社は材料の配合見直しに加え、必要な部位だけに最小限の電気を流すパネル構造を独自開発して採用した。液晶や一般的なプラズマディスプレーの寿命である約6万時間に大きく近づいた。(07:00)
[ http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071014AT1D1205M13102007.html ]
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